だんだん寒くなってきて温かい飲み物が美味しい季節ですね。
皆さんは温かい紅茶を飲むときに、紅茶だけを楽しみますか?またはスイーツや他の食べ物も一緒に?
紅茶の本場英国では、本当に1日に何回も紅茶を飲む人が多いのですが、日常の気取らないティータイムには必ずといっていいほどビスケットが登場します。
ビスケットで定番人気なのは、マクビティ―のダイジェスティブビスケット(全粒粉を使ったタイプのものです。プレーンの他にチョコレートも人気)や、ホブノブ(オーツ麦と全粒粉のビスケット)、またジンジャーをたっぷり使ったビスケットなどで、現地のスーパーに行くと迷うほどたくさん種類がありますが、どれも大きくて1枚でも食べごたえがあるのが特徴です。
お茶の時間になるとお湯を沸かして、マグカップにティーバッグを放り込み、濃い紅茶を作ります。
(英国ではティーバッグの紅茶はすぐに濃く出るタイプが主流です。驚かれる方もいると思いますが、今の英国で、茶葉で紅茶をいれる人は少数派なのです。)
ミルクティーが好きな人が多いので、紅茶を誰かが作ってくれる時にはミルクや砂糖を入れるかもよく聞かれます。レモンティーはあまり一般的ではありません。
日本でも人気のアフタヌーンティーと比べると、本当に気取らないティータイムですが、濃い目に入れた紅茶でつくるたっぷりのミルクティーと、さくさくのビスケットはとても相性が良くて食べ始めると止まらない美味しさです。
あまり上品な食べ方ではないとされていますが、英国ではビスケットを紅茶に少し浸して食べる人も結構います。寒い日にはぴったりなので、紅茶とお好きなビスケットのティータイム、ぜひお試しください。